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腎臓病とカリウムの関係と制限について その2

2021/07/27

カリウムを抑える薬を飲む

腸でのカリウムの吸収を抑える薬のことを「カリウム吸着薬」といい、カリウムの上昇を抑えて治療していきます。
「カリメート」、「アーガメイトゼリー」、「ロケルマ」などの薬がこれに該当します。
この薬を服用して時折便秘などの腸の症状が出る場合があるので副作用を確認しながら行っていきます。

本当にカリウムを制限する必要があるのか

カリウムを極端に制限することがありますが、それはいいとはいえないです。なぜなら、カリウムは腎臓そのものを障害するわけではないですし、カリウムの摂取自体を抑えるほどいいというわけでもありません。過去の報告でカリウムの値が3.0-4.0mEq/Lの人たちと、4.0-5.0mEq/Lの人たちだと、後者の人たちが治療の効果が良かったという報告もあるので、カリウムは摂り過ぎても制限しすぎてもいいわけではありません。カリウムが高くなり過ぎても低くなり過ぎても心臓に悪影響が出て突然死の原因になります。そのため腎臓病であっても、以下のような場合はカリウムの制限をする必要があまりないといえます。

・腎臓病のステージが軽症である
・血液検査でカリウムが上がっていない
・カリウムを上昇する薬を服用していない

主治医などとしっかり相談の上で、制限が必要かを判断しましょう。

カリウムに対する治療の考え方

野菜や果物にはカリウムが入っているので、全くカリウムを摂らないで治療するケースが見受けられます。カリウムに過剰に反応してそのような治療になることがありますが、それによりカリウムの値が下がります。先ほど述べたようにカリウムは少なすぎてもよくありません。節度が重要で、バランスよく摂取するのが好ましいです。ですので、野菜や果物を制限し過ぎるのも好ましいとはいえません。野菜・や果物にはカリウムのみならず体に必要な食物繊維やビタミンが多く含まれており、これらを制限するのは好ましくないです。できる限りは主治医と協力していき、血液検査でカリウムの値を見ながら、個別で野菜や果物の量を決めていくことがいいでしょう。